静岡県立川根高等学校

本校の生徒数は他校の１/５程度です。そのため、最大約30名～最小１名で授業を実施しています。授業内では１人１台用意するタブレットを積極的に活用し、グループワークや個別フォローを充実させています。 ３年次には全ての生徒にチューター(担任以外の進路相談のための担当教員)がおり、進路実現に向け、充実した個別相談を行っています。四年制大学や専門学校、就職など様々な進路希望に、教員側も全力で応えます。

「総合的な探究の時間」を中心に、町の産業や文化・歴史をテーマとした体験やフィールドワーク、企画提案等の学習を行っています。地域の様々な人とふれあい、学校の中だけではできない活動をしています！ 授業以外でも、地域の方が部活動の応援やサポートをしてくれることも。生徒たちは、地域の清掃活動や小学生向けの自然体験活動を手伝ったり、色々な交流を通して地域と声をかけあえる関係をつくっています。

本校のある川根本町は、静岡県のほぼ中央を流れる、大井川の中流域にあり、人口は、約5,600人。南アルプスを望む雄大な自然に囲まれ、温泉と大井川鐵道のＳＬ、美味しい川根茶、そして子どもたちの元気なあいさつが自慢の、静かな山間の町です。ここでは勉強や部活動、他にも自分が挑戦してみたいことに集中できる環境です！ 車で、静岡から約1時間半、浜松から約２時間の距離にあり、関東・東海からのアクセスも良好です。 このような環境の中、静岡ならではのお茶摘みや、柚子の農作業・林業体験したり、この町でしかできないことに取り組んでいます

カヌー部は、毎年全国大会に出場する強豪チームです。カヌースプリント(競技)をしています。初心者で始める生徒がほとんどですが、練習を積んで日に日に上達していきます。 郷土芸能部は、和太鼓演奏を通して、自らを成長させ、地元地域の祭りや川根本町のイベント、地元中学校での演奏で地域に貢献しています。地域の皆さんの拍手や笑顔が、厳しい練習の励みとなっています。

希望者に対して土曜補習、夏・冬季補習を行っています。 ３年生に対しては、生徒一人に対し、進路指導担当教員が直接指導にあたる（チューター制度）ため、個々の進路希望に応じたきめ細かな進路指導を行います。