北海道奥尻高等学校

奥尻島にしかない豊かな大自然、島民の方々との温かな交流の中で、受け身ではなく生徒が主体となる教育活動を行います。 また、「町おこしワークショップ」や「スクーバダイビング」、「奥尻パブリシティ本部」など、奥尻島にいるからこそできる様々な特色ある教育活動を通して、地域創生の主体者を育成することを目指します。

奥尻島では島おやさんをはじめとする、地元の方々が皆さんの生活をサポートしてくれます。先輩たちの中には積極的に島民の方の漁業のお手伝いを申し出るなどして、自ら関係を切り拓いていく人もいます。また、奥尻島出身の地元生たちは、島外からやってくる地域みらい留学生との交流を楽しみにしています。 奥尻島といえば豊かな海が有名ですが、実は山の資源も豊富で、季節になると山菜などを取りに山に入る島民の方もいます。島の方々と交流を深めていく中で、山菜取りのコツなどを教えてもらえるチャンスもあるかもしれません。

生まれも育ちもバラバラな地域みらい留学生も奥尻島に来たからには島民の一員です。 休日は釣りなどをして、奥尻の大自然を満喫する生徒も多いです。 最初は島での生活に戸惑うかもしれませんが、同じ島留学生の先輩たちや、島おやさんたちがバックアップしてくれます。 島全体をフィールドとして多くの事を学んでいきますが、時には奥尻町が抱える課題に対して、地元生や島の専門家の方々とともに解決策を考案することもあります。地域に学ぶだけでなく、そこで得た学びを地域に還元していくことを３年間の学校生活で目指します。